活動日誌/2010-12-26
福島康晴ワークショップ 千葉市美術館 11F講堂にて
個別団体レッスン
- コーロ・ルミノーソ
- Sancta Maria/Cristobal de Morales (1500-1553)
- Con Que la lavare?/Juan Vasquez(c. 1500-c. 1560)
- 合唱団 うぐいす
- Magnificat 4Ton/G. P. Palestrina(1525-1594)
(第4旋法によるマニフィカート)皆川達夫・高野紀子・編 よりSicut locutus est, Sicut erat inpri ncio
- 合唱塾「千葉バッハ合唱団」
- カンタータ第131番 「深き淵より、主よ、汝を呼ばん」Aus der Tiefen rufe ich, Herr, zu dir (BWV 131)/J. S. Bach(1685-1750)より
5. Chor Israel, hoffe auf den Herrn 「イスラエルよ、主に望みをいだけ」
- 幕張総合高校
- 全体合唱
- Dixit Dominus/M. Grancini(1605-1669) 福島康晴版 混声4部
- Vespro della Beata Vergine(1610)/Claudio Monteverdi (1567-1643)1610出版
「聖母マリアの夕べの祈り」より 6. Laetatus sum, a6 voci(混声6部)
- モンテヴェルディ倶楽部
- ラッソ/
16:00〜 さや堂にてまとめの発表会
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- 私たちがが教わったこと
- 冒頭3回の Israel, 最初は大きく、2回目一旦抑え目に納める、3回目は最大に。音量が大きいのでなく、寧ろ後ろへ引っ張られるような感じで、会場いっぱいに充満するよう非常に幅広く。
- 練習記号U。このフレーズで最も大事な語は Gnade, ここへ向かって花が次々に咲くように途切らせずに盛り上がって。
- 練習記号V。Und er wird はスタカート。
- Allegro以降のメリスマのフレーズ、唐突でなく、その前からの繋がりで入る。
- erloウムラウト はその前のeと口の形を大きく変えない。締まったo。
- 16分音符に始まり8分音符までのまとまりで。切るとかブレスする訳ではなく、まとまりの単位として意識する。(フレーズの最後も16分音符4つと残り。いなかった人は楽譜で教えてもらって)
- Sunden, の長い音符のフレーズの歌い方は「messa di voce」
- 3拍目で他のパートと「ぶつかる」ところ、不協和音を意識し、テンション高める。
- 64小節の2拍目からが練習記号Y。66小節3,4拍目のSとB合わせる。
- 最後の和音の前のAのトリルのし方。初めに2回音を上下させ、あとは vibrato。
♪「f」は音が大きいことではなく、全員の心がひとつになって豊かに歌いあげるところに神秘的な(何ものかが生じる、その作用、現象...?忘れてしまったので想像で補いつつ)
♪自分の中のエモーショナルな部分と音が一致すること。ロマン派に限らず、ルネサンスやバロックの音楽であっても、演奏者の感情と音楽は基本的に結びついたものであるべき。何の感興も無く音の表面をなぞるだけでは何も面白くない、感動もない。プロの歌手となっても、結構歌うたびに楽しい。
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