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活動日誌/2006-8-20

 今日の練習

  • J. S. Bach/カンタータ182 《天の王よ、よくぞ来ませり》 ―― コーラスの歌詞の発音を、少数精鋭で、バラのRoswitha先生にみっちり指導していただきました。
  • Abschied (別れ) ―― いわゆる「ムシデン、ムシデン、...」ですね。シュヴァーベンとはドイツの南西部の地域。9/2に男声合唱で歌います。今日休んだ人は、来週しっかり!

配布物

  • Abschied の楽譜 ―― 男声

 次回の予定  8月27日(日) 6時より  真砂C.C. ホール  

1時間ほど話し合いの後、

練習予定曲

  • J. S. Bach/カンタータ182
  • J. S. Bach/カンタータ196
  • ラインベルガー/Salve Regina 女声 
  • Abschied (別れ) 男声 ほか

 おまけ

その1 

伊藤先生はコンクールのためお休み、メンバーも半分以上が欠席で、殆ど練習にならないであろう日に敢えてやって来て、ドイツ語の個人レッスンを只で受けられた幸運な人たちは、

  • D樹さん  ...... 合唱塾は俺がいなきゃ始まらないでしょ
  • 時○さん ...... 日曜夜の居場所は決まっている
  • N島さん  ...... 僕が行かないと会場使えないから
  • 遠△さん  ...... いつかもっと、歌の花ひらく
  • かねごん  ...... ケッコンしても「かねごん」でいいの
  • Mas.  ......  やっぱり今日も来てよかったニャ  
  • そして、Roswithaさん ...... みんな、今日教えたこと忘れないでよ

    (一部は本人の発言ではありません)

その2

 「別れの歌」 は高校の教科書に載っていました。確かこんな訳詞で

さらばさらば わが友/しばしの別れぞ 今は/身は離れゆくとも 心はひとつ/いつの日にか また相見ん/さきくませ わが友

 あら、よく思い出せたこと。近頃とみに物忘れがひどくて自分にあきれてるけど、これって昔のことほど良く覚えてるという現象のひとつ?それはさておき、最後の「サキクマセ」とは一体なんぞや? 意味がわからないし、この歌以外で見たことも聞いたことも言ったこともない。一晩寝て思いつきました。これは「幸く(さきく)居ませ」 ―― 達者で、変わりなく過ごせよ、てことなんでしょうね。

 蛇足ながら、筆記者などは小学校で習った文部省唱歌(今はなんと称するのか)が、ことばが難しすぎて子供にはわからないからと、あまり教材にしなくなったような記事を読んだことがありますが、全くばかな話だと思います。せっかく教養豊かな古人が、格調高く、含蓄のある、美しい典雅な詩を作り、(または日本語に移して)残してくれたのに。

 確かに文語に馴染みがないと意味不明な(とくにひらがなだけで表記されると)ことばもあって、ヘンなところで区切ってみたり妙に誤解して覚えてたりすることもありますが、優れた素材に子供の時から親しんでおくことは大切だと思うのです。外国語ではないのだからそこはかとなく詩情は感じ取れるでしょうし、その後何十年もの人生で折に触れて口ずさんだり、何かの拍子にパッと正しい意味に気づいたり、というお楽しみもあります。

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